Works
施工事例

201 Royal Court SAGA “FLUFFILY”

Royal Court SAGA "FLUFFILY"

淡路島のレストラン『nakaya』へお伺いさせて頂いたのは、2024年の年末。
ご実家の古家を改装されたnakayaさんのお店は、よくあるプリントベニヤの壁、キッチンにタイル、そして換気扇といった、よくよく見慣れた「普通」のものなのに、なぜかすごく良く見える…。

 

201号室でも、お店と同じような空間演出を考えている、と中舎さん。
給排水・ガス・電気などのインフラ設備を入れ替える為に解体は必要になる中で「何もしていない感」を出すための施工をテーマに工事を進めました。
解体する部分とそのまま残す部分を何度も入念に職人と擦り合わせ、フローリングは古材の貼り方や方向を吟味して調整。コンセントは、別の解体現場から取り外してきて再利用するなど、元々あったものと馴染ませていくことを徹底しました。フローリングは、ご覧になった方のほとんどが元々の床材と勘違いされる程の仕上がりまでは演出できました。
最後に、中舎さんがテーブルや椅子や食器を飾り付け、『ARUSE』さんの照明が飾られて時に思わず、nakayaだ!!と思いました笑

 

「料理人が作る部屋」
となると、キッチンの機能性やデザイン性についついフォーカスしたくなります。
しかし、中舎さんは料理を作る部分だけではなく、食事中の会話なども含めた”食べること”で生み出される時間全体を楽しむためにダイニングテーブルや椅子などの家具から食器類、そして照明演出に至るまで、ものすごく素敵な空間を創り出されています。細かな演出まで妥協なく一つ一つ作り上げているからこそ、淡路島のあの古家で感じたものが蘇ってきたのだと思います。

仕上がった部屋を眺めた時、初めからこの空間・景色がすでに見えていて、そのためのニュアンス調整を繰り返していたのだと、中舎さんのデザイン感覚に脱帽しました。

 

今回このような貴重な機会をいただき、そして素敵な空間へと仕上げていただきまして、本当にありがとうございました。

 


Design:中舎慎太朗/nakaya 料理人/漁師
Lighting design:ARUSE
企画:株式会社CONTEMPORARY COCOON ROOM702
施工:株式会社Puddle&Flag
大工:犬塚建工/犬塚侑太郎 堀内工務店/堀内聖弥 
撮影:倉本あかり


 

物件名 Royal Court SAGA "FLUFFILY"
工事現場 京都市右京区
内容 RC造マンションの室内リノベーション工事
竣工時期 2024年12月〜2025年9月